スポンサーリンク
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。
「京都マラソン」の激闘から2日目がすぎ、筋肉痛も楽になってきました(笑)
実は、レースを走りながら、不思議なストーリーがあったので、あくまでも「フィクション」ととらえて読んでください(笑)
朝、選抜メンバーさんとの写真撮りをしたあと、荷物を預けにいきました。
実は、その時から荷物預かりの時間がぎりぎりだった。
でも、トイレの時間はあるだろうと、メンバーさんの一人と、トイレ待ち♪
二人で、私が持ってきた、防災用のギンギラのシートを二人で巻きながら、仲良くお喋り♪
そして、トイレに入り、トイレを出た瞬間!
「Cゲート」が封鎖されますとのアナウンス!
うん??
急いでいくと、もう封鎖されたので、Gの最後尾に行ってほしいと言われました。
まだその時点では、、そこからCまでいけるのであろうと、のんきに考えていた。
なんと!ものすごい人で、前にいける隙間はありません・・
どうにか、前に行かねば!!
私と同じようにかき分けて前にいく「ゼッケンS」のランナーさん。
なんとか、その方について前に行くのですが、抜かせない・・
なんとか、球場が見えた時には、無情にもロープが張られ、目の前には、DEFのゼッケンの方が走っている・・・
やっと、ロープがとかれ、走り出す。
スタートの華やかさも、風景もまったく目に入らず、謝りながら、人をかき分け、かき分けとにかく前にいく。
されど、抜くスペースがまったくない・・
桂川では、沿道に無理やりあがり抜かしていく、でも、ボランティアさんに注意をうける。
もう、私は、もうこれで終わってしまうのかと思った。
記録を狙うものが絶対にしてはならないハイペースと、人をジグザグに抜くこと
いづれこのツケは、自分に必ず帰ってくと分かっていながら、超高速にランナーさん方を抜かし続けた。
でも、その瞬間に、ふと2年前のフルマラソンの光景が!
緊張と、興奮が入り混じるスタート地点で、ボランティアのJさんと、仲良くなった「しまじろうちゃん」が頭に浮かんできた。
そして、また人をかき分け、かき分け走っていると、嵐山渡月橋付近で、2年前の私が走っていた!
ゆっくり、嬉しそうにきょろきょろと・・
その後ろに追いつくように、私が私を追いかける。
すると、次は、きぬかけの道に入ると、2年前の私が振り返って 私に手を振る。
頑張れ!と言っている!
そのあたりで、やっとDゼッケンの人の集まりが見えてきた。
だいぶ追いついてきたんだと実感しました。
そしてその後、 丸太町あたりを走っていると、また2年前の私がいた!
股関節の痛みに耐えかねて顔をゆがめて歩いている。
一緒に走っている友達はもういなかった。
そこには、過去の自分がいた、
痛みと苦しみに潰れながら走っている自分
走馬灯のように2年間が蘇った。私は最初から走れるおばさんではなかったと気づいた。
そして、そこで いっきに 2年前の私を私は追い越した!
後ろで、2年前の私が、「いけいけ~!!と」叫んでいる!
2年前の自分を見ながら、自分を追い越す!
そして、2年の進歩を実感する! 過去の弱い弱い自分を超える時!超えた瞬間がきた!
そして、私は前だけを見て走り続ける!
もう、初マラソンの2年前の、弱い弱い自分はそこにはいない!
辛いけど、しんどいけど、走り切ってやる!
すると、後ろから、同じくトイレのせいで、最後尾から出発したお仲間に声をかけられた!
そのお揃いのタイツを見た途端! そうだ!私には仲間がいる、今回は、一緒に戦っている仲間が!
そして、私を応援する声が、反対の道路から聞こえる! マラソン友達が声援を送ってくれる!
そして、次に、仲間のメンバーのランナーさんが、頑張れと反対の道路から応援してくれる!
私はもう、一人ではない!
マラソンを初めて、この2年間に沢山の方に出会い、どれだけの沢山の応援をもらえたか!
そして、平安神宮を回った瞬間、すべての力を出し切り、超高速で走りゴールした!
2年前よりも、2時間も早く(笑)
2年前の初マラソンの弱い弱い自分は、もうどこにもいなかった。
走りながら、こんなドラマを感じたのは、やはり神様が書いてくれたストーリだったのだと。
きっと、最後尾からの出発も、2年前を思い出すためにだと!!
マラソンを始めて丸2年! 色んな思いの詰まった、素晴らしレースだった!
本当に、マラソンって素晴らしい!
42.195キロの中に、どれだけのドラマがつまっているんだろう!
だからやめられないのよ、マラソン♪
走るおばさんは、もっともっと強くなって、走り続けるぞ!!