羅生門の下人と老婆に会えました?

パソコバ

2020年08月14日 10:34

先日「東寺」をあとにし、「若一神社」に向かっている道中に見つけた「羅生門」後




公園の一角にあった石碑。

滑り台もあったよ♪




え~~~
「走るおばさん♪」が驚いたのは、高校時代の国語の教科書でめっちゃ大好きだった「羅生門」がここにあったのとは。
っていうか、それだけ好きなら場所を知っておけよという話であります。

30数年ぶりによみがえった「羅生門」

確か、下人と、老婆の話であったことを思い出しました。

ここで、下人が盗人をするかしないかを迷っていた、盗人をしている老婆を正義を振りかざしてつかまえて、

理由を聞いたら、そのとたん正義はくずれ、立派な盗人になったとか??そんな話でしたよね?


人間なんて、正義感を振りかざすときはめっちゃ振りかざしていたのにも関わらず、理由や理屈ができたら

すんなり、まっいいか~となる心理を芥川龍之介はこの小説に書いていたんですよね♪

コロナのこの時代、ある意味 芥川龍之介の描いた人間の心理がぴたりと当たっていることに驚きです。

今時代だからこそ、この「羅生門」みなさん読んでみて、そして「羅生門」あとの石碑の後ろの滑りだいに上がって

ちょっと考えてはいかがでしょうか?



滑り台の上で、下人と老婆と「走るおばさん♪」が、仲良く肩を組んで笑っていたような気がしたランでした♪


京都は本当にロマンが一杯♪


そして、下人と老婆とお別れし、ゾーン30と書かれた道路を駆け抜けていったとさ♪

そして、走るおばさんと、下人と老婆の行方は誰もしならない・・・