めっちゃ楽しく、めちゃ苦しかった「名古屋マラソンウィメンズマラソン♪」を終えて、
筋肉痛が楽になるとともに、レースが終ったんだという実感がわいてきます。
実は、今回のレースで、もう一つ大変な出来事がありました。
その出来事は、神様は私に何を感じさせたかったのか?!! とも思いました。
それは、ちょうど40Kぐらいでしょうか? 普段スマホの電話ってなかなか
かかってこないのに、なぜかウェストポーチから鳴り響く電話??
もしかして、生徒さんからのトラブル電話??
そして、あまりの苦しさに、きになりながらも、とりあえずゴールへ!
そして、ゴールをしたあとに、また電話が??しかも、知らない電話番号??
なんか胸騒ぎがしたので、ものすごいお祝いムード漂う中で、とりあえず、電話をとりました。
すると、男性の声??
娘のお友達のお父さん??
「○○が亡くなりまして、唯一分かった連絡先にかけさせてもらいました。」
「???さん?どなただろう??」
なんせ、ゴールあとは、アドレナリンと、興奮が絶頂な上、ものすごい音楽と音で聞こえない??
娘さん?? とりあえず、娘に聞けばよいかと思い、お悔やみを申し上げ、事故か何かででしょうかと
尋ねると、死因が実はわからないのですと・・
その電話から漏れてくる、悲しみの悲痛な声がなんともつらい。
とりあえず、娘に聞くと、中学校時代のクラブの仲間のお母さんでした。
とても若くで結婚されたので、たぶんまだ30代後半のお母さん。
そういえば、最後の引退試合に、一緒に遠方まで楽しく応援に行きました。
とくに仲が良かったわけでもいですが、ちょっとした小旅行だねと
車中では、盛り上がった記憶が鮮明によみがえります。
その訃報の電話を聞きながら、お祝いムードに包まれたこのドーム球場。
祝福の音楽が、鳴り響き、悲しい出来事を一切遮るような この空間に、
私は、なんて不謹慎な場所で、その連絡をきいてしまったんだろうかと・・
そして、私はこうして元気に走れている。 突然絶たれてしまった命があったいうのに。
今まで、深く考えもしなかった、「生きている」 ということを、その瞬間、心から感じました。
人は、いつ人生を終えるかわからない。
そのときに、どれだけ悔いを残さず生きて来れたかがとても重要だと 痛切に思わざるを得なかったのです。
まだまだお母さんが必要な時期に、親御さんを失ってしまった子供たち。
とても仲良し夫婦であった、ご主人の深い深い悲しみ。
沢山いらっしゃる中で、私に連絡をくださったといのも、なんだか つながりを感じずにはいられません。
今日は、そんな「生きる」ということを改めて考えさせてくれた、その方に、しっかりとお別れをしてきます。
「生きるとは! 」
あらためて、もう一度考えてみたいと思います。
色んな事があった、名古屋マラソン。
色んな思いを思いめぐらせれた、レースでした。
子供さんの成長を見届けることが出来なかったのは、本当に無念だったと思います。
どうか、あの世から 大切なご家族を守ってあげてくださいね。
こころより、お悔やみ申し上げます。